
例にするのは、架空の単発クラフト教室です。開催日は2027年4月10日、時間は10時から12時、定員は4人で、一人につき一席を使います。参加費の4,000円は受付の説明に使う試算値で、料金相場を示すものではありません。支払いは当日、申込締切は4月7日18時と仮定します。
公開前に主催者が決める入力値
まず、募集文と申込先へ同じ値を入れられるよう、開催枠の条件を一枚にまとめます。会場の所在地や持ち物は、この例で決めていないため、実際の募集では主催者が確定してから加えます。
| 主催者が決める項目 | この例の入力値 | 申込者に示すこと |
|---|---|---|
| 開催日時 | 2027年4月10日 10時〜12時 | 開始と終了の時刻 |
| 募集枠 | 4席、一人1席 | 定員と一回の申込で取れる席数 |
| 料金 | 一人4,000円(試算値) | 金額と当日支払いであること |
| 申込締切 | 2027年4月7日 18時 | 締切時刻と、満席なら早く止めること |
| 連絡窓口 | 主催者が公開前に指定 | 申込後の連絡方法と変更の連絡先 |
申込項目は氏名、連絡先、人数の三つを基本にします。この例では人数の選択肢を「1人」に固定し、一人が複数席を確保できる設計にはしません。住所や年齢は受付と当日案内に使わないため、申込時に求めません。連絡先には、受付結果と当日の変更を届けられる方法を一つ選び、利用目的をフォームの近くに書きます。
仮受付から確定までの段取り
申込を送信しただけでは席の確定としない設計です。主催者が台帳と申込内容を照合するあいだは「確認待ち」と伝え、席を確保できたと確認してから「確定」を送ります。自動返信を使う場合も、その文面に「参加確定」と書かないようにします。
- 申込者が氏名、連絡先、人数1人を送り、主催者が受信する。
- 主催者が台帳の空席を一席「確認待ち」にし、仮受付と次の連絡予定を伝える。
- 重複や人数を確認し、受け付けられるときに同じ席を「確定」へ変える。
- 確定の連絡で、開催日時、当日支払い、会場案内、変更の連絡先を伝える。
同じ席に申込が重なったときは、先に画面やメールが届いたことだけで追加申込を確定しません。台帳で席を照合し、受け付けられない申込者にはその結果を個別に返します。返事をいつまでに送るかも、公開前に主催者が決めて案内に入れます。
4席を一つの台帳で数える
台帳には席を4行つくり、各行を「受付中」「確認待ち」「確定」「取消」のいずれかで管理します。申込者の氏名と連絡先は、確認待ちと確定の席に紐づけます。取消した記録は残し、再募集できると判断した席だけを受付中へ戻すと、いつ空席になったかを追えます。
| 席の状態 | 台帳での意味 | 募集枠の数え方 |
|---|---|---|
| 受付中 | 申込者を割り当てていない席 | 申込を受けられる候補 |
| 確認待ち | 申込を受け、主催者の確認が未了 | 重複受付を避けるため仮に押さえる |
| 確定 | 主催者が参加を認めて連絡済み | 確定者として数える |
| 取消 | 申込または参加が取り消された記録 | 再募集の判断が済むまで空席扱いにしない |
確認待ちと確定を合わせて4席が埋まった時点で、新しい申込を止めます。確定者が4人になった場合も募集を停止し、案内には満席と表示します。確認待ちが取消になっても、主催者が再募集の可否を確認するまでは追加申込を確定しません。複数の窓口から受け付ける場合は、すべて同じ台帳に反映してから残席を知らせます。
確定2人、確認待ち1人なら残りは1席
例えば次の状態なら、新しく案内できるのは席4の一席だけです。確認待ちの人の分も一席押さえているため、「確定が2人だから残り2席」とは数えません。
| 席 | 状態の例 | 次にすること |
|---|---|---|
| 席1 | 確定 | 当日の案内を送る |
| 席2 | 確定 | 当日の案内を送る |
| 席3 | 確認待ち | 案内した期限までに受付結果を連絡する |
| 席4 | 受付中 | 新しい申込を一人まで受ける |
状態を書き換えるときは、変更前後の状態と日時を履歴欄に残します。確認待ちのまま連絡が途絶えた場合も、事前に案内した確認期限と手順に沿って本人へ連絡し、再募集の可否を決めます。
支払いと変更時の連絡
この例では当日支払いのため、確定連絡には「参加費4,000円を当日支払い」と書きます。支払方法や釣り銭の要否は主催者が実際の運営に合わせて決め、案内に追記します。事前決済済みと誤解される文面は避けます。
参加者が欠席や人数変更を申し出たら、まず同じ連絡窓口で受け取り、台帳の該当席を確認します。主催者都合で開催を変える場合も、確定者へ個別に連絡し、募集文と申込先の表示を揃えます。キャンセル料や返金条件はこの例では定めていません。主催者が条件を決め、必要な案内を公開前に整えてください。
公開前に四つのケースを試す
実際の申込先を公開する前に、参加者側の表示と主催者側の台帳を次の四場面で読み合わせます。テスト申込が実枠に影響するサービスでは、公式の案内に従って安全な確認方法を選びます。
| ケース | 確認する表示と動き |
|---|---|
| 通常 | 一席の申込が確認待ちになり、確定連絡までの区別が伝わるか |
| 満席 | 4席が埋まると申込を止め、追加申込を確定しないか |
| 取消 | 記録を残し、再募集の判断後にだけ空席へ戻せるか |
| 締切 | 4月7日18時以降に新規申込を受けない案内になっているか |
これはサービス選びに持ち込むための受付設計例です。STORESやfreee予約の実際の管理画面を操作して確認した手順ではありません。画面上の操作方法と、この状態管理や募集停止を実現できるかは、候補サービスの公式情報と実際の画面で確認してください。
受付手段を比較するときは予約受付方法の選び方、連絡文を整えるときは申込後の連絡文例を参照できます。候補の比較は予約サービス、募集の準備は募集文に書くことと募集文作成ツール、当日までの確認は準備表につなげてください。